今日は、四種類のコンポスト最後の段ボールコンポストです。
下の写真は段ボールコンポストの素材です。
まずは段ボール。ピートモスと籾殻燻炭併せておよそ20Lですから、
内容量30L程度の段ボールがいいでしょうが、厳密に考える必要はありません。
酒屋さんでもらってきたお酒金陵6本が入るケースです。
約50Lの容量でちょっと大きすぎるのですが、とりあえず・・・。
次は、主材料のピートモスです。ホームセンターで買い求めました。698円でした。
籾殻燻炭です。籾殻を蒸し焼きにして自作しました。
作り方は以前にこのブログにアップしています。
が、現在お米の収穫期ですので,ホームセンターで籾殻燻炭が販売されています。
20Lで980円でした。ただちょっと真っ黒で加熱し過ぎかなと思いましたが・・。
上記、2点を段ボールに入れてかき混ぜます。それだけで完了。
あとは、生ゴミを投入するだけです。
それでは、この段ボールコンポストの評価をまとめてみましょう。
段ボールコンポストの評価
1設置場所
手軽にどこにでも 設置できるところは良い 5点
2初期費用
ピートモス15L購入代金 約700円
もみ殻くん炭7.5L購入代金 約500円
段ボール箱 その他 合計 1,500円程度 4点
3設置・移動の容易さ
両手で簡単に持ち運べる 5点
4ゴミの種類
家庭用生ゴミに限る 3点
5ランニングコスト
3ヶ月に一度ぐらい更新 月500円ぐらい 3点
6ゴミの投げ入れ
蓋を開け投げ込み、かき混ぜて、蓋を閉める 4点
7堆肥の取り出し
3ヶ月に一度段ボール内部を、ビニール袋に保管 5点
8堆肥になる期間
段ボール交換時に、まるごと堆肥になる 5点
9堆肥の特徴と総合評価
好気性の発酵ですので、新しい空気が必要で
空気を取り入れるために時々かき混ぜる必要があります。
生ゴミを投入する度に混合するのがよいでしょう。
匂いはほとんどしませんし、魚のアラなども1日で分解します。
発酵が終わったら、生ゴミの形はなくなり土?になります。
ビニール袋に入れて保管し、必要に応じて赤玉土などを
混ぜ込んでそのまま用土に使うことができる 。 9点
合計 43点 / 50
今までの4コンポストの中で最高評価とします。
家庭用の生ゴミ処理を目的とするのには、文句なしお薦めです。
家庭の台所で発生する生ゴミは野菜くず、魚のアラ,果物のむき皮
スイカのかわ、食後の食べ残しなどすべてOKでした。
ビニール袋に入れて流し場においておくと夏場では一晩で悪臭を放つようになりますが,
この段ボールコンポストは、生ゴミが発生次第に投入してかき混ぜるだけ、
一切嫌な匂いはしませんでした。
翌日には、ほとんど発酵・分解してくれています。
翌日、発酵熱で45度ぐらいなっています。水分が少ないと、
発酵がうまく行かないようで、水分補給をする必要があります。
逆に、スイカの皮を大量に投入するなど逆に多すぎるのもだめで、
この時は、ピートモスを追加して水分を吸収させて調整するとよいのです。
3ケ月間で水分補給をしたのが3度ほどで、月1程度です。
また、水分過多によるピートモスの補給は必要ありませんでした。
(スイカを大量に食べなかった!)