諏訪神社境内のアジサイに取り付いている「ワタムシ」を
カメラ持って観察に行きました。
昨日の時と違って、ワタムシの姿や生態について少々知識を得ているので
かなり興味を持って参りました。
代表的なアジサイの幹に取り付いているワタとワタムシに狙いをつけて撮影しました。
前回は幹にワタが一杯巻き付くような状態としか認識していなくて、
「ワタムシ」そのものはいなかった(発見できなかった)と投稿していたのですが、
それは私の無知によるものでした。
この画像に中にたくさんの「ワタムシ」が隠れています。
いや、隠れているのではなくて、堂々といるのです・・・。
何匹いるかわかる方は、「ワタムシ」についてある程度の知識がある方でしょう。
昨日までは「ワタムシ」はいないと断定していた自分ですので、
お恥ずかしいのですが・・・・。
下の写真のおように、
白く盛り上がっている部分に指を近づけてみました。
すると、ぱっと雪が散るように「綿ほこり」が舞って、
そのうちの比較的大きい「雪」がすぐ近くのアジサイの葉っぱの上に落下したのです。
実は「落下」したのではなくて「飛び移った」のでした。
葉っぱの上に飛び乗った「ワタムシ」をカメラに納めました。
明らかにこれが「ワタムシ」の正体です。
身長はおよそ2cmでした。中でもでかい方なんだと思います。
「ワタムシ」を詳しく見てみますと
頭の部分がかすかにわかります。目が左右に一対あり、足が3対あるようです。
シッポらしい部分が見られます。
すべて、真っ白い綿に包まれているので、ちょっと目には全くわかりません。
住みかになっている幹は全体が綿に包まれていて、
その中に綿に包まれた「ワタムシ」がいるのですから、
「幹全体に綿が巻き付いている」としか見えないのです。
すばらしい隠れ蓑です!。こんな虫は初めて見ました。
この「ワタムシ」が綿をはき出す様子を見たいものです。
また、この真っ白いワタの成分は一体何なのでしょう?。
綿のように巻き付いているのではなく、雪のように積もっている
と言う表現が当たっているように思います。
フッと息を吹きかけると、ぱっと散ってしまうところが、
さらっとした雪の感触なんです。
現在のところ「ワタムシ」を捕まえての観察でなくて、
じっと見つめての観察、写真からの観察なのですが、
ますます興味がわいてきました。
当分、この「ワタムシ」で投稿のネタは途切れることはなさそうです。